Study of International Draughts - インターナショナル・ドラフツ研究

play in world as Japanese Draughts Player – 頭脳ゲーム・ドラフツで世界中の人と戦う

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チェッカー・ドラフツの亜種について

チェッカー・ドラフツには、ちょっとルールを変えただけ、盤のサイズを変えただけ、という亜種がたくさんあります。添付画像がそのルール視点でのチェッカー・ドラフツ・ゲーム群の分類です。

ちょっとしたルールの変更が、ゲームのテイストに大きな影響を与えます。

囲碁だと19路と9路みたいな違いです。9路だと「いきなり石が接触する」局地戦型。19路だと「厚みと地のバランスを考慮して戦略を立てる」戦略型。みたいな違いです。ドラフツも10×10と8×8では同じ違いがあります。

maximum captureの有無

そのほかテイストの大きな違いを呼ぶのが「maximum capture」と呼ばれる「コマが取れる時は多い方を取らなくてはいけない」というルール。このルールがない代表が「アメリカン・チェッカー」です。個人的にはこのルールが好きです。このルールがあるために、ドラフツにはトリッキーなショットがいっぱい生まれます。

ジャンプしなから取る?終わってから取る?

また、「コマを取る時は連続ジャンプが終わってから、コマを盤上から取り上げる」のが、私のサイトで解説している、インターナショナル・ドラフツのルールですが、これはあるとないとは大違い。このルールがあることで、「一度ジャンプして取ったはずのコマが、ジャンプが終わるまでは障害物として盤上に残り続ける」ことになり、意外なところでキングが止まらなくてはならなくなります。これがないと、もりもりもりもり、コマを取りながら障害物を取り除き、キングが進み続け、全部のコマを取り上げることができるようになります。
代表的なゲームが「トルコ・チェッカー」です。「トルコ・チェッカー」もとてもおもしろいので、別の機会に触れることにします。

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