(3046) Ikeda - Masato Kawachi
Kashiwagi, 20-12-2018
1.32-28
18-23
2.34-30
ここで34-30はあまり見ない手。
よくあるのは、
・33-29
・38-32
・34-29
ただし、Flits評価はほぼイーブン
23x32
3.37x28
ここで黒は、白28/30の形を責める。一見白悪形に見えるが、Flitsは-0.02。
19-24
4.30x19
14x32
5.38x27
「白の27/31/36が伸びすぎてる」と考えて黒が指しやすいと思ったが、Flits評価はほぼイーブン。
白は27/31/36が自然になる構想は、左辺でのピラミッド陣形を作ること。それがあるために、Flits評価は悪くないのだろう。
10-14
6.40-34
[ 6.41-37
Flitsのおすすめのコマ展開は、この41-37-32。
14-19
7.37-32
5-10
]
6...5-10
7.41-37
12-18
8.45-40
7-12
9.50-45
1-7
10.46-41
14-19
11.35-30
この手で、Flits-0.23。
白35-30は、黒20-25で悪くならないかどうかがポイント。
非常によく出てくる論点。
この場合は良くなかった。
・どういう時に35-30としていいのか?
・どういう時が20-25とされて良くないのか?
今後整理が必要。
20-25
この図の白の陣形での違和感は、27と左辺が高く、かつ、30と右辺も高いこと。
30はフランク狙いのはずだが、フランクの時に27はあまり見ないような気がする。
このへんの違和感を明確に感じるためには、名人の棋譜並べをしたほうがいいのだろうか?
12.42-38
10-14
13.40-35
17-21
この手は、黒の優位がなくなる手(Flits +0.04)。これがなぜ悪いのか?
次に30-24とされると、一連のコマ交換の後、白が24/28の陣形になる。
これはフランクアタックの好形。
黒は、白の好形作りをお手伝いする手をしてしまっている。
[ >13...14-20
やはり、KVOを目指す手が優位を決める手。白の形は未熟なため、30-24ができない。
14.44-40
20-24
15.47-42
]
14.47-42
[ 14.30-24
これがいい手。
21x32
15.37x28
19x30
16.35x24
これで、フランクの形になってきた。
14-19
コマを攻めても
17.44-40
19x30
18.28-23
これで、黒の25を利用できる形になる。
18x29
19.33x35
これでほぼ互角。黒25のぶんだけ、ほんの少し白がいいか(Flits +0.07)
]
14...21x32
15.38x27
Flits評価は、-0.21。何度も指摘している通り、37x28ならイーブンに戻せた。
11-17
16.43-38
17-21
[ >16...14-20
何度も指摘している通り、黒優位を明確にするにはKVOを目指す手が必要だった。
17.37-32
19-23
18.41-37
17-21
19.31-26
7-11
20.26x17
11x31
21.36x27
6-11
22.49-43
13-19
(-0.23;-0.02/11) ]
17.49-43
21x32
18.38x27
Flits評価は、-0.21。何度も指摘している通り、37x28ならイーブンに戻せた。
[ >18.37x28
15-20
19.44-40
20-24
20.28-23
18x29
21.34x23
25x34
22.40x20
19x28
23.33x22
14x25
24.35-30
25x34
25.39x30
7-11
26.38-33
13-18
27.22x13
9x18
(0.00;-0.21/11) ]
18...4-10
19.42-38
[ >19.30-24
19x30
20.35x24
14-19
21.34-30
25x34
22.39x30
9-14
23.30-25
19x30
24.25x34
15-20
25.37-32
20-24
26.43-38
10-15
27.27-22
18x27
28.32x21
16x27
29.31x22
(-0.01;-0.24/11) ]
19...12-17
[ >19...15-20
20.37-32
20-24
21.48-42
10-15
22.33-29
24x33
23.39x28
14-20
24.27-21
16x27
25.31x22
18x27
(-0.24;-0.01/11) ]
20.44-40
17-21
[ >20...18-23
21.30-24
19x30
22.35x24
14-19
23.40-35
19x30
24.35x24
8-12
25.45-40
7-11
26.40-35
13-18
27.34-30
25x34
28.39x30
10-14
(-0.06;0.15/11) ]
21.31-26
[ 21.30-24
こうやれば、+0.15。逆に黒が良くなった。
21x32
22.37x28
19x30
23.35x24
14-19
24.40-35
19x30
25.35x24
10-14
26.45-40
これなら理想的なフランクアタック。
]
21...21x32
22.38x27
15-20
23.43-38
白は、27-21 38-32 34x1を狙っている。 7-12
白は、黒にKVOをされないようにしなくてはいけない。
対応策は2つ
1.30-24で24を確保する。
2.27-22 30-24 34x23 33x31 の3vs3交換で抜け出す。
どちらもありうる。このどちらかを取るべきであった。
24.37-32
これでは、KVOが厳しい
[ >24.27-22
18x27
25.30-24
20x29
26.34x23
19x28
27.33x31
14-19
28.37-32
19-24
29.41-37
13-19
30.39-33
9-13
(-0.00;-0.56/12) ]
[ 24.30-24
20x29
25.33x24
19x30
26.35x24
14-19
27.40-35
19x30
28.35x24
9-14
29.45-40
14-19
30.40-35
19x30
31.35x24
18-23
]
24...20-24
白黒、的外れの手が続いたが、やっと24に手がいった。(Flits -0.54)
25.41-37
2-7
白は右辺が動けないので、左辺の攻めにかけるしかない。しかもいずれ48-43としなくてはならない。このKVOロックはとても厳しい。
黒は、ロックがはずれないように、白28-23をさせないようにして、白の左辺の攻めには応援を繰り出せば、いい。
26.27-21
16x27
27.32x21
7-11
[ 27...18-23
こちらのほうが良かった。48-43とした後の34-29を懸念したが、怖くなかった。読みが足りない。
28.48-43
6-11
29.21-16
11-17
30.37-32
14-20
31.36-31
9-14
32.31-27
12-18
33.33-28
8-12
34.39-33
23-29
35.34x23
25x34
36.40x29
17-22
37.28x8
19x48
38.8x30
48x25
]
28.21-16
11-17
ここで、黒には選択肢がある。
・白16x7 黒12x1 の交換をするか
・黒11-17と交換をしないか
考えるポイントは黒の右辺の攻防。
黒はコマを右辺にとどめておきたい。黒は3/8/12と右辺への補充コマがある。白のコマ数を減らせば、右辺のコマ数の差が黒に有利に働いていく。
なので、11-17とするより、コマ交換したほうが黒に有利なはず。
ただし、Flitsの評価は殆ど変わらない。
・白16x7 黒12x1だと -0.44
・黒11-17だと -0.47
たぶん、その先でそれなりの手があるのだろうが、考え方をシンプルにしていくほうが、指していて指しやすいのではないか
29.48-43
6-11
30.16x7
12x1
31.37-31
8-12
32.31-27
1-7
33.27-21
[ >33.38-32
18-23
34.36-31
3-8
35.33-28
13-18
36.27-21
(-0.82;-1.99/13) ]
33...3-8
[ >33...17-22
これが決め手になるはずだった。
これは、22-28を狙っている。これを回避するには、白21-16の一手。
そしてその後、白にはさせる手が26-21しかない。
このことに気がついていれば、後は2手、手待ちができれば白は自滅しかない。
ロックしているということは、ロック近辺では相手に手がないということ。それ以外の部分でも手をなくしてしまえば、自滅するしかない。
ロックをかけたときは、相手の手がなくなる瞬間が出やすくなると思われるので、「相手の手がないのではないか?相手の手を殺せないか?」を常に考えておくことが肝要。
34.21-17
(34.21-16
3-8
35.26-21
10-15
これで白には手がない
) 34...22x11
35.36-31
3-8
36.33-28
11-17
37.38-32
18-23
38.34-29
24x44
39.40x49
25x34
40.49-44
(-1.99;-1.08/12) ]
34.38-32
7-11
[ >34...18-23
35.33-28
13-18
36.32-27
23x32
37.27x38
18-22
38.38-33
8-13
39.21-16
22-27
40.33-28
13-18
41.28-23
18x29
42.34x23
19x28
43.30x19
14x23
(-0.85;-0.65/12) ]
35.21-16
14-20
[ >35...10-15
36.16x7
12x1
37.33-28
18-23
38.36-31
1-7
39.31-27
13-18
40.43-38
8-12
41.28-22
17x37
42.34-29
25x21
43.26x8
23x34
44.40x20
15x24
45.8-2
7-12
46.35-30
24x35
47.2x24
(-0.88;-0.23/13) ]
36.16x7
12x1
37.36-31
[ >37.33-28
10-15
38.43-38
18-23
39.39-33
13-18
40.36-31
9-13
41.31-27
8-12
42.34-29
23x34
43.30x39
18-23
44.27-21
13-18
45.39-34
1-7
46.34-29
23x34
47.40x29
19-23
48.28x30
25x23
(-0.23;-0.46/13) ]
37...1-7
38.33-28
7-12
これは悪い手だった。端を破られないように7-11が正着だった。
[ >38...7-11
39.39-33
10-15
40.43-38
11-16
41.31-27
(-0.38;0.04/13) ]
39.39-33
18-23
40.31-27
9-14
[ >40...10-15
41.43-38
12-18
42.27-21
8-12
43.21-16
9-14
44.34-29
23x34
45.30x39
24-29
46.33x24
20x29
47.40-34
29x40
48.35x44
18-23
49.45-40
15-20
(0.14;1.03/13) ]
41.27-21
[ >41.43-38
これがいい手だった。
ただし、27-22は不発。それ以外の狙いがある。
13-18
(41...10-15
これなら、18のGAPを狙ったコンビネーションがある
42.28-22
17x37
これで、白だけが端を破れる
43.38-32
37x39
44.34x43
25x34
45.40x7
8-12
46.7x9
14x3)
42.34-29
23x34
(42...25x34
43.27-22
18x27
44.29x7
27-31
45.26x37)
43.30x39
これで白の形が良くなった。次にコンビネーションが見えている。これを防ぐためには黒はコマ損するしかない。
19-23
44.28x30
25x43
45.38x49
17-22
46.40-34
22x31
47.26x37
10-15
48.32-27
12-17
49.37-32
14-19
50.34-30
18-23
51.45-40
(1.03;-0.75/12) ]
41...17-22
[ >41...23-29
42.34x23
25x34
43.40x29
17-22
44.28x17
19x48
45.17-11
24x33
46.11-6
12-18
47.6-1
48-39
(-0.75;-0.32/12) ]
42.28x17
23-29
43.34x23
19x48
44.30x19
13x24
45.21-16
12x21
46.26x17
48-39
47.16-11
39-43
48.32-28
25-30
49.28-22
43-48
50.11-7
48-31
51.7-1
31x4
52.1-6
8-13
[ >52...20-25
53.6-1
4-9
54.17-11
9-22
(-0.39;0.02/11) ]
53.17-11
30-34
54.40x29
24x33
55.11-7
10-15
56.6x44
20-25
1-1