ブラジリアン・ドラフツにも終盤の公式があります。
インターナショナル・ドラフツと同じ公式もありますが、違うところあります。最も違うのは下の第二の公式です。

第一の公式「キング3vs1なら、キング1がロング・ラインの両端隅を確保できれば、引き分けになる」

この図の形です。

ロング・ラインの隅にいるキングは、二個のキングを捨てる形(ロング・アーム)でないとロング・ラインから引っ張り出して捕まえることができません。こんな形です。

このロング・アームで捕まえられるのは、どっちか片側のロング・ラインの隅です。反対側の隅のキングを捕まえるためには、ロング・アームの向きが逆でなくてはなりません。なので、黒は、白はどっち向きのロング・アームが作れるのか?を注意して、捕まらない側のロング・ライン上の隅(またはその近辺)にいるようにすれば、捕まりません。

よって、「キング3vs1なら、キング1がロング・ラインの両端隅を確保できれば、引き分けになる」のです。Q.E.D

第二の公式「キング3vs1なら、キング1がロング・ラインを確保できなければ、キング1は捕まってしまい、キング3側が勝ちになる」

この形の場合です。

これを勝ちに持っていくのは、とても難しいです。どう勝ちに持っていくのかは、別の記事で記載します。

ブラジリアンの盤の狭さが、インターナショナル・ドラフツとの違いを生む

上の第二の公式は、ブラジリアンの盤の狭さに起因します。この「盤の狭さ」は、ゲームとしてのテイストをインターナショナル・ドラフツと異なるものにしています。ある地点でのコンビネーションが実は盤全体に波及する、そんなことが、起こるのがブラジリアン・ドラフツの魅力です。