Marius Fabre のクラッシック対局: The invasion 27-22

今回は、フランス人プレーヤー Fabre のクラッシック対局を見てみます。この対局のポイントは、Graveyardと呼ばれる 22 への進出です。

M. Fabre – P. van Dartelen 1925のクラッシック模範対局

棋譜

まずは、一局ざっと眺めてみてください。toernooibase より

Classicの局面が進んでいます

私には理由はわかりませんが、コンピュータ評価ではこの黒の手は -0.1 となっています。

白の好手 34-29

34-29は好手だったようです。白はコマ交換して端に向かいます。

ここで黒は20-25としてはいけません。

なぜかというと

..20-25 31-26! 25×34 40×20 15×24 27-21 16×27 32×23 で白が2コマ得になります

1-7で1,2が空いています。

これを咎める白の1手は…

27-22! 22は、Graveyard と呼ばれています

黒12-18なら、31-26 18×27 32×1 でキングができます。

16-21なら

16-21 31-27 21-26 27-21 で、黒の1,2が空いているために、11-16も12-18もできません。黒動けません。

なので、黒は左辺から動きます

その後、局面は進み、

黒15-20で、白のコンビネーションが炸裂します

32-27!

23×34 48-43 17×28 27-21

31x22x33x24x15

これで勝負がきまりました

黒の1,2が空いているとき、27-22が決め手になることがあるという対局例でした


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