Study of International Draughts - インターナショナル・ドラフツ研究

play in world as Japanese Draughts Player – 頭脳ゲーム・ドラフツで世界中の人と戦う

Analysis - 対局分析

G. Westerveld – H. Wiersma(0-2) 1963-12-27

今回は、私がもっとも真似したいオランダ人プレーヤー Wiersma のクラッシック対局をならべます。キャッチ画像は、この対局の明暗を分けた局面だと思います。

棋譜

まずは一局ざっと眺めてみてください。いつものようにオランダの棋譜データベースにリンクを貼っておきます。棋譜はこちら

頻出のClassicパターンで対局がはじまりました

黒はコマ交換で前に進みます。

白25があるこの形でのコマ交換は、黒側がtempiを +6 得します

白はこの 3vs3 のコマ交換を決断しました。

この対局の問題の局面

白は33-29と指しましたが、これが良くなかったようです

黒から 20-24 29×20 19-23 28×19 13×15 と指され、下の局面になりました。

白27が守れない形。黒からの11-17-22が防げなくなっています

コンピュータのお勧めは、34-29

同様に黒にコマ交換されても、下の図では白33が白27の援軍になりそうです。

白は27を守りきれず、27-21と進まざるを得ません

さらに17-21を狙われて白16は11に進まざるをえませんが、結局ダタ取りされてしまいました

守りコマを手薄にして攻めたのが、勝負のポイントだったようです

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