ショットは、捨て駒から始る
1コマ捨てて、2コマ取る。3コマ捨てて、4コマ取る。3コマ捨てて、2コマ取ってキングを作る。などのショットは殆どの場合、捨て駒から始まります。
逆に言うと、敵がコマを捨て始めたら、ショットをかけ始めたということ。すでに捨てられ始めたらもう逃れようはないですけどね。
ショットされても諦めない
ただ、相手も人間。何手もの先の局面を正確に把握できるのはよっぽど強い人。そうでなければ、作られたキングを利用してショットをするなど、手はあるもの。コマを捨てられはじめ、ショットにかかったことに気がついても、その先の先まで読んであきらめないことが大切。
ショットは意外なところに隠れている
驚くべきショットが一見どうしようもない局面にも隠れています。
上の図は、黒番。白はすぐにもキングが作れそうですが、黒はキングができるまで遠い道のりです。中央も白に制圧されていますので、とても引き分けにすることができそうもありません。が、ここで必敗をひっくり返すショットがあります。実戦では発見することはできませんでしたが、これを実戦でできると快感のはずです。
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Comments
One response to “格言:「捨てコマは、ショットの狼煙(のろし)」”
黒の17-22がやたらカッコいいですね。