Author: masatokawachi

  • 端から攻めてくる相手に対してどう戦うか?

    端から攻めてくる相手に対してどう戦うか? これがよくわかりません。相手は端から攻めてくるので、中央が簡単に制圧できます。悪くないはずと思っても、端を破られ、キングを作られることが多いです。 参考対局1 これがその実戦例。 もっとも罪の重い疑問手は この局面で発生しました。ここで、黒番で、私の手番。 tempiは黒が6いい。中央も制圧している。有利な場面。コンピュータの評価は、-0.4。 ここで間違えました。実戦で指したのは下の図。評価は、-0.2に下がってしまいました。有利さを失いつつあります。 コンピュータのおすすめは、こちら。これだと、-0.4のまま。 違いは、たぶん、「端のコマを中央に動かしたか、否か」。白は、中央突破はもう難しくなっています。また右辺も端に押さえつけられており、将来展望なし。なので、白の狙いは左辺の突破。だとすると、正しい対応は「コマを左辺に動かして、左辺突破の狙いを潰す」こと。 しかるに、実戦の手は、「端から中央へ」の手であり、端の勢力を減少させています。なので評価値が下がったと考えられます。 中央を制圧すれば、相手の狙いは「端の突破」になる。そうなったら、中央に集めるのではなく、端を守る 中央制圧と共に相手の狙いを防ぐために、端にもコマを置いておく。これが、端から攻めてくるタイプへの対応方法になりそうです。 また、見てきたように、後ろ向きのJumpが多くても、Tempi差はそれほどでもないことがあるので、「勝ってるはず」と熱くなりすぎないようがいい。 そんなところを心得にして、またこんな傾向の人と戦ってみます。 参考対局2 これが次の実戦例。 中央を制して有利な中、白が深く端に入ってきたらどう対処するか? 問題の局面がこちら ここで黒は、白20に対して、どう指すか? 実戦の対応 実戦はこう指しました。 白20を取り除く手。その結果こうなりました。 この形、白が破ろうとしている右端の大切な守りコマ黒4がいなく成っています。 正解はこちら その結果こうなります。 守りの要の黒4がいます。 端から攻めてくる相手に対してどう戦うか(まとめ) まとめるとこうなるでしょうか? 中央をしっかりと制圧する 敵は端からやってくる。その攻めてくる側にコマを手厚く配備する 特に、最終ラインの相手が攻めてくる側の守りコマ(2,4)を大切にする

  • Fork Lock Games – Hekstelling partij – フォーク・ロックの模範対局例

      入門卒業時期のもやもや ドラフツを始めて入門の時期を過ぎ始めると、「中盤のコンビネーションが見つかるようになって、中盤楽しい!」「終盤、キングを使って、相手のコマをモリモリ取る勝ち方もわかってきた!」と、中盤・終盤はその楽しみがわかってきます。 一方序盤は「どう指せばいいのかさっぱり」「コマが左右どちらに進むかは指先の気分次第」と、まだまだ雲をつかむような状態です。

  • Lock – ドラフツ戦略の始まり「ロック」

    Lock – ドラフツ戦略の始まり「ロック」

    「ロック」を知ることが、ドラフツの戦略について学び始める第一歩 ドラフツをプレイする時、「ロック」を意識できるようになると、今まで見えなかったものが見えるようになってきます。「ロック」を知ることは、ドラフツの戦略的な駆け引きについて学び始める第一歩。コマの損得はないけど、こちらが明らかに有利。そういう指し方ができるようになります。

  • Amazing problems from “1001 miniaturen” – 『1001の問題』から面白い問題

    Amazing problems from “1001 miniaturen” – 『1001の問題』から面白い問題

    “1001 miniaturen” has 1001 problems. From “1 piece vs 1 piece” to “7 pieces vs 7 pieces”. There are very interesting problems. When I find them, I would like to collect them on this site. 『1001の問題』 というドラフツの問題の本があります。白1コマvs黒1コマの図から、白7vs黒7までの問題が載っています。すべて良問なのですが、なかでも「美しい!」と感じる問題があります。そういうのがあれば、ここに掲載していきたいと思います。

  • ドラフツのルール

    ドラフツのルール

    ドラフツのルールはとても簡単です。5分もあれば覚えることができます。

  • Opening : ドラフツのオープニング

    Opening : ドラフツのオープニング

    ドラフツを始めて何局か対局を重ねると、「序盤で指しにくくなって苦しくなってしまう」、あるいは「いっつも同じ手にやられてるような気がする」ということがあります。